フォーム営業の成果は、リストの質に大きく左右されます。この記事では、フォーム営業に使う営業リスト CSV の作り方を、集める項目・AI を使った収集・除外基準・重複チェック、そして CanForm への読み込みまで順に解説します。
フォーム営業リストに必要な項目
フォーム営業のリストは、複雑にする必要はありません。最低限、次の3項目があれば実務で使えます。
- 企業名 — アプローチ先の企業名
- URL — 企業のトップページ URL(問い合わせフォームを探す起点になる)
- 企業概要 — その企業が何をしているかの短い説明(文面を相手に合わせて調整する材料)
CanForm はこの3項目をそのまま CSV として読み込めます(後述)。
リストを作る3つの方法
1. 手作業で集める
業界団体の会員一覧、展示会の出展社リスト、検索結果などから、条件に合う企業を1社ずつ確認して集めます。精度は高い一方、件数を増やすには時間がかかります。
2. AI に収集させる
Web 検索が可能な AI に条件を指定して、企業名・URL・概要を集めさせる方法です。効率的ですが、実在しない企業や URL を捏造しないよう指示することが重要です。指示には次を必ず含めます。
- 実在する企業・URL のみを出力し、推測・捏造は禁止する
- 公式サイトがあり、問い合わせフォームがある可能性が高い企業を優先する
- 出力は
企業名,URL,企業概要の3列・ヘッダーなし・UTF-8 に厳守する - 官公庁・自治体、営業お断りを明記しているサイトは除外する
- URL はトップページを採用し、追跡クエリ(
?utm_source=...等)は削除する
AI の出力は過信せず、数件はサンプルで実在確認をしてから使うと安全です。
3. 既存のリストを整形する
すでに持っている顧客リストや名刺データを、上記3項目の形に整えて使う方法です。この場合も、営業お断り先や重複が混ざっていないかを確認します。
除外すべき企業
リストの段階から、次のような相手は外してください。適正なフォーム営業のための基本です。
- 官公庁・自治体・独立行政法人などの公的機関(BtoB 営業の目的外)
- 「営業のお電話・メールはご遠慮ください」等を明記しているサイト
- 公式サイトが確認できない、SNS のみの掲載
- 実在確認ができなかった企業
重複チェック
同じ企業やドメインが複数行に含まれると、同一企業へ重複してアプローチする原因になります。アップロード前に、URL のドメイン単位で重複を確認しておきましょう。CanForm 側でも送信済み企業は再実行時にスキップされますが、リストの段階で重複を除いておくと安心です。
CanForm の CSV 形式に接続する
作成したリストを CanForm で使うには、次の形式で保存します。
- 3列のみ、順序は固定:
企業名,URL,企業概要 - ヘッダー行なし(1行目からデータ行)
- 文字コードは UTF-8
サンプル
株式会社サンプル製作所,https://sample-seisakusho.co.jp/,金属加工・精密部品製造を手掛ける中小製造業。従業員約80名。
テストソリューションズ株式会社,https://test-solutions.example.com/,中小企業向け業務システム受託開発を行うIT企業。
この形式で保存した CSV を、CanForm 設定ページの「営業リスト」タブからアップロードすれば、自律営業でそのまま巡回できます。形式の詳細やエスケープの扱いはCSV営業リストの作り方(ドキュメント)で解説しています。
まとめ
フォーム営業リストは「企業名・URL・企業概要」の3項目があれば十分に実務で使えます。手作業・AI・既存リストの整形のいずれの方法でも、実在確認・除外基準・重複チェックを丁寧に行うことが質の高いリストにつながります。CanForm の CSV 形式に合わせて保存すれば、そのまま自律営業に読み込んで効率化できます。